不動産部前島でございます。
よく行くスーパー銭湯の休憩室に、
ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。
お風呂上りに読書することが、最近のお気に入りのわたくし、
読んだ感想をほんの少しだけ、ここで披露させていただきます。
今回の作品は、「崩れる脳を抱きしめて」です。
あ、スーパー銭湯にあった本ではなく、今回も購入した本になります。
「きみの膵臓をたべたい」を読んで以降、
泣ける本を探しているわたくしがいます。
ネットで”泣ける本”と検索してもよいのですが、
それでは負けのような気がして。
本屋さんで輝いて見えたものを手にとった訳でございます。
さて、こちらの本ですが、
研修医の碓井先生と重病を患う女性のお話でございます。
お医者さんは一般的に、患者さんとの距離が近づ過ぎてはいけない
と考えるものだと思います。
この主人公の碓井先生もそうでした。
でも、自然に二人は心を通わせることになります。
研修期間を終えて病院を離れた碓井先生のもとに、
その女性が亡くなったという知らせが届きます。
碓井先生も、わたくしも「なんでー」となります。
そこからもうひとつのストーリが始まります。
素敵なお話ではありますが、
残念ながらわたくし、泣くまでには至らず…。
でも、素敵なお話です。