今さら読書「君の膵臓をたべたい」
不動産部前島でございます。
よく行くスーパー銭湯の休憩室に、
ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。
お風呂上りに読書することが最近のお気に入りのわたくし、
読んだ感想をほんの少しだけ、ここで披露させていただきます。
さて、わたくし、
本を読んで涙を流すということを、
あまり経験したことはありません。
この「君の膵臓をたべたい」という本には、読んでいる途中で、
最後に絶対泣くんだろうな…
と予感させるものがありました。
主人公の山内桜良が発する言葉に、
何度も首の後ろと背中がぞわっとするような、
髪の毛が逆立ってしまうような、
そんな感覚におちいったからです。
冒頭部分で、ハッピーエンドではないと分かっていたのですが、
そこへ向かっていくお話があり、
その先があり、
両方が素晴らしい作品です。
色んな意味で、この「先」が本当に素晴らしい。
案の定、最後は涙で文字が見れませんでした。
ですのでもう一回、お風呂に入りました。
お風呂でも哀しくて切なくて
また涙しました。