不動産部前島でございます。
よく行くスーパー銭湯の休憩室に、
ちょっと前の本のベストセラーがいくつか置いてあります。
お風呂上りに読書することが最近のお気に入りのわたくし、
ここで読んだ感想をほんの少しだけ披露したいと思った訳でございます。
今回の作品は「火花」です。
映画化やドラマ化していたことは知っておりました。
ですが、観たことはありません。
そちらの俳優陣のイメージで本を読みたくありませんでしたので、
読んでいた期間は情報をシャットアウトすることに務めました。
物語の方はといいますと、たんたんと進みます。
少々浮世離れしたお笑い芸人さんという世界で、
もがき続ける若者のお話です。
栄光なき挫折…といったところでしょうか。
わたくしにも若かりし頃に、似たような経験がございます。
そういった経験がある方には、少し心を救われるような、また
そういった経験がない方にも、
少し気持ちを理解してもらえるような
そんな作品でございます。